目指すは「統合されたパーソナリティ」、でも良い人になる訳じゃないんです
今回は前回の続きの話です。
前回、エネルギーの世界にも階層があることをお伝えしました。
この表ですね。
タイトル見るとわかるように「太陽系の7つの階層」なのです。
もっと広い宇宙のエネルギー階層もが想定されているという、なんとも大きな話です。
私たち人間はその太陽系の階層の中で、物質・エーテル界層、アストラル界層、メンタル界層あたりの周波数で生きています。
そして、前回もお伝えしたとおり、これらのエネルギーをそれぞれ切り分けていくことが大事になります。
それはなぜか?
図の右端の列を見てください。
肉体からメンタル体まで⇔で「低我」「人格」「現象我」とあります。
そうです。
この肉体からメンタル体までが「パーソナリティ」なのです(心理学で言うパーソナリティとは違います)。
パーソナリティに含まれるエネルギー体を統制し「統合されたパーソナリティ」の状態になることで、
私たちはその上のコーザルにある「魂」とつながり、
魂を通して更に高次のエネルギーが私たちに流れ込む訳です。
ということで、私たちが目指しているのは統合されたパーソナリティです。
では統合されたパーソナリティとはどうしたらなれるのか?
簡単に説明しますね。
まずは前回も書いたけど、エネルギーのインフラであるエーテル体を鍛錬すること。
これは精緻で滞りない自分のエーテル体(エーテル体ダブルと言います)を作り上げるためです。
エーテル体の鍛錬を私たちは刀禅という武道系ボディワークで行っています。
クラス名はまさに「地に足をつけるクラス」。
身体にしっかりと留まることが大事になります。
だから、ボディワークに限らず、大地に根ざした暮らしの方々もエーテルがしっかりしているのかもしれません。
次にアストラルの統制です。これはインテグラル理論でいうシャドウワーク、自己感情の統制です。
自分の中に抑圧しているものを見いだし、解放していきます。
多くの心理療法もシャドウワークですが、私たちは由紀さんのYEメソッドというエネルギーワークを用いて最後はエネルギーの解放まで行います。
感情が大きく動く時はYEメソッドのチャンス。
「相手や周囲の問題ではなく自分の投影の結果」と考えてYEメソッドに個人でもグループでも取り組みます。
シャドウを押さえているエネルギーは相当なものです。
解放されればそのエネルギーを自分のエネルギーとして他に使える訳です。
やればやるほど、軽くなっていきます。
実は私はこの9月にものすごいシャドウと向き合う時間がありました。
抑圧していたシャドウが表出し、その内側からのエゴの叫びは数日続きました。
「魔物だ!」と思いました。
こんな魔物を私は体内にとどめていたとは、何というエネルギーロスなんでしょう。
数日後に、身体の前面で暴れていた魔物は、シューッとしぼんで小さい種みたいになって私の胸に収まりました。
シャドウを抑圧しているのは、魔物を身体の中に一生懸命かくまっているのと同じ。
なんて大変なことなのかを実感しました。
しかもシャドウは1つや2つじゃないしね。
さて、話がちょっと長くなりましたが、次にメンタル体です。
明晰な思考。
多くの方は「自分は思考タイプなのでメンタル体が優勢だ」と思っているかもしれません。
でも実は、感情を抑圧した上での思考だったり、
純粋な思考じゃなくてその陰には自己感情がぺったりくっついてることが多いです。
政治的な判断も、組織の経営判断も、実は恐怖、恐れがベースにあることが多いですよね。
感情を切り分けられたメンタル体は、インテグラル理論や成人発達理論で言う「いかに多くの視点で、高い視座で俯瞰できているか」ということなんだと思います。
思考が自己感情と紐付いてることに気づいていない人は結構多いように思います(私も完全にそうでした)。
ということで、ざっくりですが、こんな取り組みをしながら統合されたパーソナリティを目指していく訳です。
しっかりした取り組み方法があること、
それを継続するに伴い、心身の変化の実感があることは
私たちの歩みが確実なものだと分からせてくれます。
この取り組みは魂と繋がるためであり、滞りのないエネルギー状態でいるためです。
この状態を目指すことで、質の高いヒーリング能力を顕現させることに繋っていくわけです(とっても、全員がヒーラーを目指してる訳ではありません。ご自分の日常にエネルギー的な考え方、あり方を活かしている方も多いです)。
だから
「これやっても、いい人になる訳じゃないから」と由紀さんは言います。
自分のエネルギーの滞りを作らないこと、それが第一です。
自己犠牲で無理したり、道徳的な行いをするようになる訳ではないのですね(だけどメンタル体を働かせれば、高い視座から相応しい思考を選択できます)。
さて、どんなことをやってるかはここまで書けたので、次回あたりから自分の体験も書けるかな。
紅葉が綺麗な時期になりました。