hiro0x’s blog

人生後半はエゴを手放し本質を生きる。その自己変容の記録。

【おまけ】二次元の説明の限界と「わからない」を抱える

 

さて、2回続けて「太陽系の7つの階層」と私たちの取り組みについてご紹介させていただきました。

 

でも、あの階層構造は便宜上2次元で説明したものです。

ですが、私たちは3次元(もしくは学問的には11次元(?)まであることが証明されている世界)に生きています。

注意が必要です。

 

ということで、一つやってみてください。

「自分の体(全身)をイメージしてみてください。」

 

 

どうでしょう?

みなさん、こんな図をイメージしなかったですか?

 

医学やボディを専門の方は、もっと筋肉、内臓や神経系まで含んだ体をイメージしたかもしれません。

あと、横向きの姿も。

 

でも実際の私たちの体は1つにまとまった奥行ある存在で、「正面」「後」「横向き」で切り取られるものでは当然ありません。

しかもその内側には様々な動きや液の流れ、圧や異なる質感を含んだ存在です。

そのことまでをイメージできた方はいるかな?

クラスでやった時、残念ながら私は完全に2次元のイメージでした。

 

そして、惑星の動きも小学校理科ではこういう風に説明されました。

でも、次の動画を見てください。

上の理科の図と比較すると、2次元に落とし込まれたところで如何に色んな情報が削ぎ落されてるかわかります(時間がない方は30秒くらいから見てね)。

 

www.youtube.com

 

由紀さんの「エーテル塾」は3次元まで(ボディ)を扱いますが、「エネルギーの学校」は4次元以上のことも考えていきます。

もはやどう考えたらいいのか、さっぱりわからないことを探求しています。

その過程で、如何に私たちの思考やイメージが一次元、二次元由来であるか、ということを思い知ります。

 

ということで、階層の話もそういうことです。

説明しやすいので便宜上2次元で図示しています。

じゃあ実際階層はどうなってるの?というお題については、

探求を続けるしかないのかな。

 

先日、藤田一照さんも言ってました。

「くつろいで探求することが大事」と。

わからないこと、答えの出ないことと付き合い続けて、探求していこうと思っています(これは変人なのか?)。

そして、どうやったら皆さんにわかりやすく伝えられるかも、考えたいな(笑)

目指すは「統合されたパーソナリティ」、でも良い人になる訳じゃないんです

 

今回は前回の続きの話です。

前回、エネルギーの世界にも階層があることをお伝えしました。

この表ですね。

タイトル見るとわかるように「太陽系の7つの階層」なのです。

もっと広い宇宙のエネルギー階層もが想定されているという、なんとも大きな話です。

 

私たち人間はその太陽系の階層の中で、物質・エーテル界層、アストラル界層、メンタル界層あたりの周波数で生きています。

そして、前回もお伝えしたとおり、これらのエネルギーをそれぞれ切り分けていくことが大事になります。

 

それはなぜか?

図の右端の列を見てください。

 

肉体からメンタル体まで⇔で「低我」「人格」「現象我」とあります。

そうです。

この肉体からメンタル体までが「パーソナリティ」なのです(心理学で言うパーソナリティとは違います)。

 

パーソナリティに含まれるエネルギー体を統制し「統合されたパーソナリティ」の状態になることで、

私たちはその上のコーザルにある「魂」とつながり、

魂を通して更に高次のエネルギーが私たちに流れ込む訳です。

 

ということで、私たちが目指しているのは統合されたパーソナリティです。

 

では統合されたパーソナリティとはどうしたらなれるのか?

 

簡単に説明しますね。

まずは前回も書いたけど、エネルギーのインフラであるエーテル体を鍛錬すること。

これは精緻で滞りない自分のエーテル体(エーテル体ダブルと言います)を作り上げるためです。

エーテル体の鍛錬を私たちは刀禅という武道系ボディワークで行っています。

クラス名はまさに「地に足をつけるクラス」。

身体にしっかりと留まることが大事になります。

だから、ボディワークに限らず、大地に根ざした暮らしの方々もエーテルがしっかりしているのかもしれません。

 

次にアストラルの統制です。これはインテグラル理論でいうシャドウワーク、自己感情の統制です。

自分の中に抑圧しているものを見いだし、解放していきます。

多くの心理療法シャドウワークですが、私たちは由紀さんのYEメソッドというエネルギーワークを用いて最後はエネルギーの解放まで行います。

感情が大きく動く時はYEメソッドのチャンス。

「相手や周囲の問題ではなく自分の投影の結果」と考えてYEメソッドに個人でもグループでも取り組みます。

 

シャドウを押さえているエネルギーは相当なものです。

解放されればそのエネルギーを自分のエネルギーとして他に使える訳です。

やればやるほど、軽くなっていきます。

実は私はこの9月にものすごいシャドウと向き合う時間がありました。

抑圧していたシャドウが表出し、その内側からのエゴの叫びは数日続きました。

「魔物だ!」と思いました。

こんな魔物を私は体内にとどめていたとは、何というエネルギーロスなんでしょう。

数日後に、身体の前面で暴れていた魔物は、シューッとしぼんで小さい種みたいになって私の胸に収まりました。

シャドウを抑圧しているのは、魔物を身体の中に一生懸命かくまっているのと同じ。

なんて大変なことなのかを実感しました。

しかもシャドウは1つや2つじゃないしね。

 

さて、話がちょっと長くなりましたが、次にメンタル体です。

明晰な思考。

多くの方は「自分は思考タイプなのでメンタル体が優勢だ」と思っているかもしれません。

でも実は、感情を抑圧した上での思考だったり、

純粋な思考じゃなくてその陰には自己感情がぺったりくっついてることが多いです。

 

政治的な判断も、組織の経営判断も、実は恐怖、恐れがベースにあることが多いですよね。

感情を切り分けられたメンタル体は、インテグラル理論や成人発達理論で言う「いかに多くの視点で、高い視座で俯瞰できているか」ということなんだと思います。

思考が自己感情と紐付いてることに気づいていない人は結構多いように思います(私も完全にそうでした)。

 

ということで、ざっくりですが、こんな取り組みをしながら統合されたパーソナリティを目指していく訳です。

しっかりした取り組み方法があること、

それを継続するに伴い、心身の変化の実感があることは

私たちの歩みが確実なものだと分からせてくれます。

 

この取り組みは魂と繋がるためであり、滞りのないエネルギー状態でいるためです。

この状態を目指すことで、質の高いヒーリング能力を顕現させることに繋っていくわけです(とっても、全員がヒーラーを目指してる訳ではありません。ご自分の日常にエネルギー的な考え方、あり方を活かしている方も多いです)。

 

だから

「これやっても、いい人になる訳じゃないから」と由紀さんは言います。

自分のエネルギーの滞りを作らないこと、それが第一です。

自己犠牲で無理したり、道徳的な行いをするようになる訳ではないのですね(だけどメンタル体を働かせれば、高い視座から相応しい思考を選択できます)。

 

さて、どんなことをやってるかはここまで書けたので、次回あたりから自分の体験も書けるかな。

 

紅葉が綺麗な時期になりました。

 




 

 

 

 

 

様々なスピリチュアル系の「怪しさ」をアセスメントする個人的な基準

今日のお話はちょっと難しいかもしれないけど、私はとても大事に思っていることです。

 

巷には様々なスピリチュアルサービスが溢れています。

私も色々体験をしたことは最初のブログで書きました。

そんな中、いつも疑問がありました。

「これは怪しい?」「怪しくない?」

「本物?」「偽物?」

「何かそんな気もするけど・・・」

 

自分の中でスピリチュアルに対する判断基準が無いことはもどかしいことでした。

みなさん、どうですか?

同じように思ってる方がいたら、ぜひ続きを読んでね。

 

エーテル塾では、スタート時にエネルギーの階層構造の話と、自分たちはどの階層のどこをやっていくのか、という明確な提示があり、とてもスッキリしたのを今でも覚えています。

 

多くの人は、二元的に考えています。

現実の世界=信用できる

エネルギーの世界=よくわからない、怪しい

 

でもエネルギーの世界にも階層があること。

その周波数帯を切り分けていくこと、そしてそこで体感として感じていくことが大事。

ざっくりそのようなことを伝えられました。

 

その説明は私には明快でした。

もちろん果てしなく広がるエネルギーの世界が体感で捉えきれるはずもなく、それも全体のほんの一部なのですが、目に見えない世界を扱う中で、自分がどこにいて何をやっているかわかることは私には大事でした。

 

ということで、階層についてです。

 

これは神智学で用いられている7つの階層です(上の階層は省略してます)。

と書くと、「由紀さんのクラスは神智学に基づいているのですか?」

「由紀さんのクラスはシュタイナーがベースですか?」

と言いたくなる方がいるかもしれませんが、そういう訳ではありません。

この階層構造の表が説明しやすいので使われているようです。

 

私がこの説明をするのも僭越なのですが、

私たちは主に薄黄色の周波数帯域のエネルギーで日々過ごしています(人によっては違うかも)。

一番重いのが物質階層。誰もがわかる肉体、そしてエーテル体が含まれます。

エーテル体は肉体に一番近い周波数のエネルギー体。感覚。ちなみに植物のエネルギーはエーテルです。

 

そしてその次がアストラル体。これは自己感情、想念の世界です。

そしてメンタル体。思考体です。

この上にコーザル体があります。ここに魂がある訳です。

上の階層に行くほど、粒子は細かく軽くなります。

 

そう、そしてインテグラル理論をご存知の方。

ケン・ウィルバーは人のエネルギーを

グロス(肉体)エネルギー」

「サトルエネルギー」

「コーザルエネルギー」に分けています。

 

これに関しては私は、

「ウィルバーさん、なんでサトルにまとめちゃったの?」

という気持ちです。

だってサトルに含まれるエーテル・アストラル・メンタルは全然違うから。

私たちはこのサトルエネルギー(エーテル・アストラル・メンタル)のエネルギーを統制をとり、切り分けていくことをしています。

 

中でも重視されているのがエーテル体です。

なぜかというと、エーテル体はエネルギーのインフラ。

個人においても、体内そして身体からはみ出して、エーテルが網の目のように張り巡らされています。

そして、どんな周波数のエネルギーもそのエーテルのラインに乗って運ばれます。

ですから、エーテル体がそもそも滞りだらけであったり、精緻なものでなければ、

いくら高い階層のエネルギーを流そうと思っても不可能なのです。

 

現代においては人々はアストラル(自己感情、想念)優勢の世界に生きていて、多くのスピリチュアルもアストラルの領域を出ないものが多いです。

アストラル領域でのヒーリングは、ヒーラーの想念が作り上げたものになる可能性があります。

想念の世界は果てしなく、そしてパワーがある人であるほど、その世界に皆を巻き込むことは可能なのでしょう。怖いですね。

そして、アストラル体でやってるヒーリングではアストラルの域を出ず、高次のエネルギーとは繋がれないのです。

 

だから私は色んなスピリチュアルなものを判断するとき、明らかにアストラルの領域内に留まっているものは手を出しません。

そして、意外と「肉体を扱ってます」というボディワーカーの方が、

しっかりエーテルエネルギーを動かしてるのかもしれない、とも思います(きっと施術者によるんでしょうけどね)。

 

こんな偉そうなことを言いながらも、私もまだ探求を始めたばかりのひよっこです。

でも、身体に下りたところでのエーテルの体感は少しずつ感じています。

そして、精緻な滞りないエーテル体を育てるために、私たちは「刀禅」というボディワークで日々鍛錬しています。

これもまた、果てしない道の世界です。

 

もう一つ、由紀さんの元で取り組もうと決めた理由があります。

それは、「各々が自分の本質をつながる」ことが目標であり、ヒーラーとしてのライセンスが発行される訳でもないし、由紀さんを師匠とあがめることも求められません。

ただただ、自分と向き合うことが求められます。

そして由紀さんもその道を進んでいるという意味では同じなのです。

先を行く人というイメージです(だいぶ恐れ多いが)。

 

以前、あるところで学んでいて、師に「依存的」になっている自分に気づいたことがありました。その師自身がそういう声掛けを私にしてたことにも、後から気づきました。

そしてそこから離れようと決意した時、結構な怖さや苦しさがありました。

これは苦い経験です。この点は常に自分に対するチェックが必要だと思っています。

 

こんなことを思いながらエーテル塾をスタートしたなあと、懐かしく思い出します。

皆さんのちょっとは参考になったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己表現におけるエゴと本質

ブログを2つ書いたところで、思いがけず(必然的に)足止め。

さてさて、どうしたものか、と考えておりました。

 

というのも、私は「エゴを手放すこと」に取り組んでいるのに、それと同時に「自分を表現すること」をブログで始めてしまった訳です。

この2つをどういうバランスで体現していくのか、

これは改めて考えてみると非常に難しい。

あ~何故にこんなチャレンジングなことをスタートしたのだろう、

という気持ちと共に、気づきも生まれています。

 

もうちょっと詳しく書くと、

エーテル塾」もそのお姉さんクラスの「エネルギーの学校」も、

自己の鎧を手放し本質とつながることに取り組んでいく場です。

24時間自己感情や思考を徹見することが求められ、「私」(かぎかっこ私)のかぎかっこを外していく。

エゴをどんどん薄めて(小さくして)より本来の自分に戻っていく。

こうしてインテグラル理論でいう「シャドウ」を、エネルギーのあり方も含めて徹底的に見ている訳です(もう一つの軸はエーテル体の鍛錬ですがこれはまた後日)。

 

エゴの欲望のままに自己表現することは簡単です。

「みんな、見て~。私、こんななのよ!」

「私、こんなことしてるのよ。よかったら一緒にやろうよ」

「みんな~、私、こんなにエゴを手放せたのよ!」

ディスってはいませんし、その感じはとてもよくわかります。

私も以前は気づかずにやってましたから。

SNSという自己表現の場は、自己顕示や自己憐憫を表現し承認や慰めを求める場となる訳です。

別にそれも悪くないですが、私はその世界に留まっていたくないし、

自己感情のムービングな世界に耽溺することから多くの人が脱出しなければ、

人類の先行きは危ういんじゃないかと実は思っています。

 

そして、こういう形の発信で満たされるのはエゴ、

「いいね」が沢山着いて喜んでるのも、

自分の正しさを強く主張していい気分になっているのも。

本質は特に関与していません。

そして、エゴを満たすための発信は何となくわかりますよね。

いくら「俯瞰している」と書いていても。

過去の自分のFB見ると、イタイです。

 

ということで、

いかにエゴに餌を与えないかを探求している私が、ブログで自分の経験を発信していく訳ですから。

なんという修行だ!

普段は「そんなものございませんわ」と影を潜めている私の内なる自己顕示欲や承認欲求がざわめいています。

 

由紀さんからは「全ての自分の感情の動き、発言、行動の奥にあるものを見ていくこと」と言われています。

どういう意図で私はこれを発言したいのか。

どうして相手に「間違っている」と強く言いたいのか。

反対に、なぜ自分の正しさを強く主張したいのか。

それらはすべて、自分の内面の反映。

ということで、「私はなぜこのブログを始めたのか」「何をどう表現するのか」を今更ながら考え始め止まってました。

さて、今の自分の内側を実況中継すると

私の内なるエゴは困ってます(私のエゴの声は体の前面に存在します)。

私の後ろの人は喜んでいます(これは「私」の外に出て俯瞰する人。=本質ではない。「書けばいい」という声と共にエゴが困ってるのを微笑んで見ている)。

エゴに寄らず後ろの人と共にいる時、背中からスペースが拡がり、そこには穏やかな静寂が現れます。そして感情的な揺れは消失します。

この静寂は心地良いものです。

きっとこの状態で書くのが一番いいのでしょう。

 

それに気づいたところで、今日はおしまいだな。

 

続く

 

 

 



 

 

 

 

 

 

由紀さんのデモと「エーテル塾」の始まり

最初に参加した医療従事者クラス。

そこでは、精神科医S先生の患者さんを由紀さんがセッションするデモが行われていた。
S先生はトラウマ専門の治療者なので、患者さんは重篤なトラウマを持った方々だ。

彼女達が由紀さんの短時間のエネルギーワークで、立ち方、表情、話し方や話す内容が明らかに変化し、状態が良くなるのを目にした。

「ヒューマンエネルギーフィールドの1,3,5に亀裂がありますね。」

「ラインがずれてるから直します。」

「コードが繋がっちゃってるから、仮止めしておくね。」

 

デモはこんな謎の言葉であふれていたし、何をしているのかも殆どわからなかった。

それでも、「患者さんのどこにエネルギー的な硬結(滞り)があるか」を判別していくワークでは、自分なりにではあるけど結構できたように感じた。

そして私はがぜんやる気になった。
(この「すぐにできた、わかったような気になる」のは私の良くない傾向性だ。それはわかっている。でもそれが、時として勢いにもつながることがある)。

「こんな風に治療できるようになったら、なんて素晴らしいんだろう!」と思った。


今思えは大それたことだ。

でも、その日の夜には継続的に学びたいというメッセージを由紀さんに送った。
他にも同様の意見があったのだと思う。
初心者向けの継続的なクラスとして「エーテル塾」が始まった。


その時の由紀さんのブログはこちら

「エーテル塾」始まります | ブループリント協会



この由紀さんのスタンスは全く今も変わらないな、と思う。
そして時々、私はこの投稿を読み返すことがある(初心に戻るため)。


ということで、今日はここまで。
少しずつ書いてて、なかなか書ききれないな~。

〈今後、学び始めの頃の話として書きたいこと〉
・エネルギーワークのために、武道? ーもう一人の師匠、小用先生のこと
・エネルギーの階層構造とその切り分け ーこれを知ったのは大きかった 
・ボディワークも心理療法も ーセラピストのプレゼンスに大事なエネルギー
・自己を徹見するということ  
・マインド、ボディ、スピリット、シャドウ。インテグラル・ライフ・プラクティスの4領域は ボディ、シャドウ、マインド➡スピリットだと思うこと。

ちなみに、ブログを書くことを由紀さんには了解してもらっているが、内容はあくまで私個人の意見・感想です。





 

探求のスタートは「スピリチュアルに対するブロックを手放せ」という内なる声

 

エネルギーの世界を探求し始めて5年近くになる。

それ以前の私は

「スピリチュアル、怪しい」

「私は心理士として生きているから、そんなところに近づいては危険、危険」

と自分に言い聞かせていた。

 

けれど内心は「目に見えない世界」に興味津々だった。

心理系の大学院に8年も在籍したこともあり、エビデンスの無いものは心の内にそっと秘めておこうと思ったし、その頃は人の目もまだ気になった(今はほぼ無い)。

開業しオフィスを構え、それなりに順調だったのもある。

 

そしてたぶん2018年始めのこと。

「スピリチュアルなことをやらないとだめだ。ブロックを手放しなさい。」

という声が自分の内側からふつふつと湧いてきた。

何故かは全くわからない。

でも私はもともと「無意識の声は自分の頭で出した考えより正しい」と思っていたし、人はそれぞれ何かお役目があってこの世にやってくるとも思っていた。

だから、この内なる声を無視するわけにはいかなかった。

 

「お前はやることをやっていない。だからもう今世はおしまいにするよ。」

 

と上から言われているような感覚だった。そしてそれはとてもリアルだった。

焦った。

 

そこからが、エネルギーの世界の探求の始まり。

(ちなみに私の師匠の由紀さんは「スピリチュアル」という言葉を使わない。

なぜなら、巷には本当に様々な「スピリチュアル」が溢れているから。)

 

そして2018年からしばらく、私もその様々な巷のスピリチュアルを体験した。

ふわふわしたもの、その時だけ気分がよくなるもの、「そのままでいいですよ」系のもの、マントラ唱えたりダンスしたり。でも何となく馴染めずにいた。

 

そんな時、トラウマ治療の第一人者である精神科医のS先生がヒーラーと協働してトラウマ治療をしている、ということが耳に入った。

そして医療従事者向けにクラスをしているという。

それが由紀さんのクラスだった。それはもう、やるしかない。

自分の探求のためでもあり、トラウマ治療者としての私の助けにもなる。

そんな気持ちで参加したのが、本格的な探求のスタートだった。

 

そして、今になってブログをスタートさせたのは、

この3年で自分がすごいスピードで変容している(させられている)のを実感しているから。

そのことを体験として記録しておきたかった。

 

世の中には、「このままでいいですよ」系のスピリチュアルか、宗教的なものか、概念の説明に終始するスピリチュアルが溢れている。

でも、実際に私達が行っているのは、日々自分を内省しエーテル体を鍛錬し、地道に取り組むものだ。

そして、理論に加えて、それを裏付けるしっかりとした体感と体験を伴うものでもある。

 

さなぎが蝶になる時に、一旦さなぎは内側で溶けるという。

私たちは、そんな溶けるプロセスを何度も繰り返し、新しい自分へと変容していく。

過去から引きづった自分の中の抑圧やパターンを手放し、より囚われのない自分へと変化していく。その結果として、エネルギー感知やンヒーリングの能力が高まっていくのだ。

 

私自身、何度か溶けた。

溶けた時は

「もう溶けたままなのではないか」と思う。

けれどそこを超えた時、確実に少し新しい自分に出会える。

 

でも、もともと忘れっぽい人間なので、そんな貴重なプロセスも忘れてしまうのだ。

だから、自分の記録としてブログを書こうと思った。

 

それともう一つ、こういう探求の道に興味がある人がいたら、私の体験も少しは役立つかもしれないと思ったから。

本質を生きたい、大いなるものとつながって生きたいと思っている人は実は多いんじゃないかと思っている。

「社会的に何者かになりたい」とエゴの道を進みたい人には理解しがたいことかもしれない。

けれど、実は本質を生きることを目指す中で、力みも焦りも徐々になくなり、

自分の中にいることが本当に心地よいことを発見する。

そして、現実世界も自然な流れの中で動いていくことも実感するのだ。